外貨MMFの利回り・金利

外貨MMFの利回り・金利について解説します。まず、外貨MMFの金利(利息)は外貨預金のような「固定利回り」ではなく、実際の運用結果によって変わってきます。ですので、証券会社のホームページなどで表示されている外貨MMFの金利はあくまでも過去の実績にすぎません。ここでは、外貨MMFの利回りや金利について解説します。

外貨MMFの利回り・金利は「変動利回り」

まず、これまで定期預金のような預金商品を中心に運用されてきた方には、なじみのない言葉である「変動利回り」について解説します。

変動利回りというのは、投資家に対して投資している商品からの利息(分配金)がその運用結果によって「変動」することを意味しています。

これまでの銀行預金(定期預金)などは年に1%というように一定の金利が固定されているのが通常です。これを「固定利回り」と言います。ですから、100万円を年1%の固定利回りで運用すれば1年後には1万円の利息を得ることができます。

一方で、外貨MMFの場合は「変動利回り」となっており、外貨MMFが運用している短期外国債券による収益の金額によって変動することになります。

実際に、各証券会社の外貨MMFの紹介ページには利回り(%)が掲載されていますが、これらはあくまでも「過去の実績値」にすぎず将来の利回りを保証するものではありません。
じゃあ、具体的にどのくらいの利回りになるかについてですが、「おおむねその外国通貨を発行している国の金利に依存する」と考えると分かりやすいです。

また、外貨MMFの金利は外貨MMFの運用会社によって異なります。「外貨MMFの金利・利回りで証券会社比較」では、各証券会社の外貨MMFの金利(利回り)を通貨別に比較しているので参考にしてください。

 

外貨MMFの金利の受け取り方

外貨MMFの金利は「毎月受け取り」となっています。毎月の収益状況に応じてその収益分が、運用している外貨MMFの残高に上乗せ(プラス)されていきます。
そして、翌月は「元本+前月に付与された利息分」に対する金利がプラスされる価値となります。
これによって、利息が利息を生む流れ(複利効果)が早くから発生することになります。

意外とこれがうれしいもので、毎月の外貨MMFの残高をみてそれに収益が毎月プラスされていくのをみるのは「貯まっている」感じがします。

特にオーストラリアドルやNZドルみたいな高金利通貨の場合は年に3~4%程の利回りがありますので、毎月の分配金もかなり大きくなります。


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