外貨MMFの手数料

外貨MMF投資における手数料について解説します。外貨MMFは金融商品ですので投資(売買)にあたっては当然手数料が発生します。外貨取引全般に言えることですが、為替手数料やスプレッドというように専門用語が複数出てきて分かりにくい内容になっています。ここでは外貨MMF投資で発生する手数料について分かりやすく解説していきます。

外貨MMF投資における手数料は「為替コスト」と「投信コスト」の2種類

外貨MMF投資にかかる手数料は大きく「為替手数料」と「投資信託の運用にかかる手数料」という二つの手数料があります。

・販売手数料
外貨MMFの販売手数料(購入時に証券会社に支払う手数料)は無料です。いわゆるノーロード投資信託となっております。投資信託としての外貨MMFの手数料はかかりません。

・為替手数料
外貨MMFにおける「外貨」を購入するためにかかる手数料のこと。この手数料は取り扱い証券会社によって差があります。米ドルの場合で安いところだと片道20銭くらいで高いところで50銭くらいとなっています。
為替手数料については「外貨MMFを為替手数料で比較」のページで詳しく比較しているのでそちらも参考にしてください。

・投資信託コスト(管理コスト)
外貨MMFの場合、販売手数料は無料となっていますが、信託報酬という管理手数料がかかります。ただし、信託報酬は毎日自動的に天引きされる形になっており、証券会社に表示されている利回りはこの手数料をすでに差し引いた後の数字となっており、投資家が意識することはありません。
これは、売買する証券会社ではなく、購入する外貨MMF信託の種類ノムラ外貨MMFニッコウ外貨MMFなど)によって変わってきますが、基本的に横並び水準となっています。

つまり、外貨MMF投資に必要となる「手数料」は為替のやり取りにかかる為替手数料のみということになります。

 

外貨MMFと為替手数料(スプレッド)

外国為替取引における手数料には大きく「為替手数料(スプレッド)」とといわれる手数料があります。まずはこれを理解しましょう。

為替手数料・・・通貨を交換する際にかかる手数料です。
スプレッド・・・売値と買値の違いによる実質的な手数料です。

ただし、銀行の外貨預金や証券会社における外貨MMFなどはこの二つをあわせて「為替手数料」としているところが多く、「スプレッド形式」で表示しています。

スプレッド形式(二本値)というのは、一つの外貨MMFに対して二つの価格(買値と売値)が表示されているというものです。

たとえば、円を米ドルに交換する際の為替レートが「1ドル90円00銭 90円40銭」というように表示されている場合、円と米ドルの為替レートは「1ドル90円00銭」という価格と「1ドル90円40銭」という二つの価格が提示されているわけです。

たとえば外貨MMFを購入するときは

円を米ドル外貨MMFに替えるとき
1ドルあたり90円40銭で販売します(オファーレート)。

米ドル外貨MMFを円に替えるとき
1ドルあたり90円00銭で買い取ります(ビッドレート)。

ということを意味しているわけです。この中間の価格が「仲値」と呼ばれます。レートでいうと90円20銭ですね。この仲値と買値または売値の差が「為替手数料(スプレッド)」となるわけです。
証券会社が表示している外貨MMFの手数料としているのはこの部分を指します。

この例でいうと、20銭を為替手数料と呼ぶわけです。

なお、「外貨MMFと証券会社比較」では、外貨MMFの手数料として「片道20銭」といった書き方をしています。これは「仲値」と「オファーレート」または「ビットレート」の差を指します。

たとえば「カブドットコム証券」のケースで見ていきます。同社の外貨MMF手数料は米ドルの場合片道20銭となっています。これは現在の為替レート(仲根)が88円50銭という場合、米ドル建て外貨MMFを買う場合には、1ドルあたり88円70銭で購入することができることを意味します。

逆に、現時点の為替レートで米ドル建て外貨MMFを円に戻す場合には1ドルあたり88円30銭で買い戻すことができるということになるわけです。多くの為替取引の手数料は「片道あたりのスプレッド」で表現されることが多いので、この手数料については理解しておきましょう。

ちなみに、各ネット証券における外貨MMF投資の為替手数料(米ドル)は下記の通りとなっています。

カブドットコム証券 片道20銭
楽天証券 片道25銭
マネックス証券 片道25銭
松井証券 片道20銭

都市銀行等における外貨預金のが片道1円程度のことを考えると外貨MMFの手数料はかなり安い水準であるといえるでしょう。
一方、FX(外国為替証拠金取引)の場合は片道手数料が1銭以下というのが最近の主流です。取引コストだけを考えるのであれば、FXの方がお勧めです。
(参考:取引コストの安いFX業者比較

 

実際の外貨MMFの買い付けと手数料のかかりかた

より具体的に、10000円分の外貨MMFを購入する場合の外貨MMFの手数料のかかり方についてみていきたいと思います(手数料はカブドットコム証券の片道20銭をベースとします)。

現在の為替レートは仲値が90円20銭。つまりオファーレートは20銭を加えた90円40銭となりますね。

10000円分の買い付けなので10000円÷90.4円=110.61ドルの買い付けとなります。

なお、実際に取得したこの110.61ドルの米ドル外貨MMFは証券会社の管理画面等では「評価額」で表示されます。この評価額というのは「今、円に清算した時の価格」となります。つまり、現在のビッドレートで表示されることになります。
上記のケースでは90.00円がビッドレートとなりますので、90円×110.61ドル=9954.9円と表示されることになります。

外貨MMF投資にお勧めの証券会社


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